前回の記事の写真と構図がほとんど一緒ですが、今度は産卵後に卵を埋め戻すメスの様子です。例によって周りがコンクリ張りで砂や礫がほとんどないので、あまり意味はないように思えるのですが、本能的に産卵床の周囲を尾びれではたいて卵の保護になるよう埋め戻していきます。
産卵床を掘る時は身体をしっかり曲げて川底をはたくのに対し、埋め戻すときは身体をまっすぐ気味にして行うので、細かな違いですが、ちゃんとそれぞれに最適な動作をしているのだな、と感心します。
ちなみにオスは産卵後もしばらくはメスのそばにいるのですが、ある程度時間がたつと次のメスを探しに(?)どこかに消えてしまいます。
camera : E-M1 markⅡ
lens : M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
自然光