サケは太平洋側では茨城県以北、日本海側では山口県以北の河川に広く遡上しますが、やはり個体数の多さで言えば北海道が本場でしょう。北海道におけるサケの遡上時期は早いものでは9月上旬から、遅いものでは年明けくらいまでとかなり幅がありますが、多くの個体は10月~11月に遡上を開始するようです。
今回訪れた川も遡上の盛期を迎えていたようで、淵には数十を超えるサケたちが群れていました。
サケといえば2年前の知床でも思ったのですが、その立派な体躯には驚かされます。毎年撮影に行っているビワマスは平均40cm前後、大きくても60cmくらいなのに対し、サケは80cm近い個体も多く見かけます。日本海側や北日本の方には普通なのかもしれませんが、西日本在住の筆者からするとこれだけ大きな魚が一斉に川を遡る様子は圧巻のひとことです。
camera : OM-1
lens : M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
strobe:D-2000, Z-240