Fishes of Kii Peninsula

紀伊半島のさかな

北海道、サケの群れ

サケの群れ 知床の川 -1.0m

9/30~10/3の日程で北海道へ撮影遠征に行ってきました。

狙いはこの時期に遡上の盛期を迎えるサケやマスの仲間。サケの不漁がニュースに取り上げられたりと、近年、北海道でも遡上量の減少が目立つサケ・マス類ですが、それでも川を覗けば多くの個体が泳いでいるのを目にできるのが北海道というフィールドの底力。ホームの紀伊半島ではサケ科魚類が基本的にはアマゴしかいないこともあって、サケ、カラフトマスサクラマス、アメマスetc・・・と多くの種類を見ることが出来る豊かさにも感動しました。また、限られた日程の中で集中して撮影を行えたことで、撮影の経験値を高めるという意味でもいい遠征になったように思います。

トップの写真は知床半島のとある河川に遡上するサケの群れ。そもそもサケを撮影するのが今回初めてで、水中から見るその大きさに驚かされました。サケは産卵に際して特にオス同士は激しく争うため川で見る個体はボロボロになっていることも多いですが、この場所は海にほど近く、遡上して間もないからか身体も綺麗な状態です。

 

camera : E-M1 markⅡ
lens :  M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
strobe:D-200, D-2000