Fishes of Kii Peninsula

紀伊半島のさかな

アユ科

クロシオ・カミングバック

7年9か月もの間続いた黒潮大蛇行がついに終わるのか!?と世間を騒がせています。紀伊半島沖で大きく蛇行していた黒潮ですが、今年の4月後半に蛇行を形成していた渦が突如として黒潮からちぎれ、これに続く形で黒潮流路自体も紀伊半島に大きく近づいています…

紀伊半島、稚アユの跳躍

紀伊半島の河川ではアユの遡上がピークを迎えています。 今年はひさびさに遡上数が多い、アユの当たり年らしく、この日も魚道の中にはたくさんの稚アユたちが群れていました。夕方、特に気温の高い日は活性が上がり、次から次へとジャンプを繰り返して遡上し…

アユの遡上2025

アユ稚魚 -1.0m 2月 紀伊半島南部では2月の半ばごろにはアユの遡上が始まります。本格的な遡上は3月に入ってからですが、春を先取りして?一足先にアユの姿を撮影してきました。この冬は寒波が相次いだせいか水温もまだ低く遡上数は少な目でしたが、まずは今…

コアユの産卵2024

産卵場に集まるコアユたち -0.3m 琵琶湖流入河川 今年も琵琶湖に注ぐ川でコアユの産卵が始まっています! 今年の夏も非常に暑く、アユたちの成熟も遅れるんじゃないかと思っていたのですが、例年どおり産卵できているようです。ただ、気になるのはこのところ…

アユの縄張り争い

アユの闘争 安曇川 -0.5m 今年も安曇川で遡上したアユたちが美しい姿を見せています。今年は琵琶湖全体でコアユの数が少なく、安曇川を含めた各河川への遡上もどうだろうかと思っていたのですが、やはり数は昨年に比べると少ないものの、それでも多くのアユ…

青はアユより出でてアユより碧し

コアユ 琵琶湖 -0.5m 前回のハスの撮影で川に潜っていると、同所的に群れているコアユの中に1匹だけやたらと青みがかった個体がいることに気付きました。周りが普通のアユたちなので、遠くからでもそのコバルトブルーの体色が良く目立ちます。 これはどうや…

コアユの産卵2023

コアユの産卵 琵琶湖流入河川 -0.5m 今年はこの夏の猛暑の影響か、琵琶湖のコアユたちの産卵も例年に比べかなり遅れていたのですが、10月に入りようやく本格化しはじめたようです。 夏までは川の上中流域で暮らしていた、あるいは逆に琵琶湖の中を回遊してい…

安曇川の縄張りアユ

アユ 安曇川 -0.5m 前の記事の予告どおり(?)先週末はまたハスの撮影に行こうと琵琶湖の川を訪れたのですが、このところの雨不足で川は瀬切れしており、残念ながらハスの姿はありませんでした。 そこで、はじめは予定になかったのですが、これも前から撮影…

琵琶湖流入河川、アユの遡上

アユの群れ 琵琶湖流入河川 -0.5m 琵琶湖に注ぐ川で撮影したアユの群れです。琵琶湖では様々な魚が漁獲の対象となりますが、中でもアユは水産的に重要で、漁獲量の半分近くを占めます。琵琶湖のアユはほかの地域と同じように河川に遡上し、大型に成長するオ…

稚アユの遡上はじまる

アユ 和歌山県南部河川 -0.5m 今年もアユが川に帰ってきました! 実は海での稚アユの撮影をしていた先週あたりからぽつぽつと川には入ってきているようでしたが、今週に入り本格的に加入がスタートしたようです。 撮影はお気に入りの和歌山県南部の河川の汽…

砕波帯の稚アユ

アユ 和歌山県南部 -1.0m 今年1発目の水中撮影は海からスタートです。 両側回遊魚であるアユは仔~稚魚期のうちは海洋生活を送りますが、海のどこにでもいるわけではなく、多くは砕波帯(サーフ・ゾーン)と呼ばれる水深の浅い、波が打ちつけるような砂浜域…

紀伊半島 アユの産卵群

アユの産卵群 和歌山県南部河川 -0.3m ビワマスのシーズンが終わりに近づくころ、紀伊半島ではアユの産卵が盛期を迎えます。昨年はスケジュールをうまく合わせきれずに観ることが出来なかったのですが、今年は以前から目星をつけていた紀伊半島南部の河川で…

秋の日置川とアユの色彩

アユ 日置川 -1.5m この週末は大学の後輩であるSHOWくんと、以前からTwitterで仲良くさせてもらっている中野光さんと紀伊半島南部で合同採集調査でした。トップの写真は調査の合間に日置川で撮影したアユ。これまでに見てきたアユの中でもとびきりに鮮やかな…

コアユの産卵

コアユの産卵群 琵琶湖流入河川 -0.5m 琵琶湖ではほかの地域よりもやや早めの、9月上旬からアユ(コアユ)の産卵が始まります。ということで、産卵狙いで先月から撮影を計画していたのですが、予定がかみ合わず、結局産卵シーズンの終盤となるであろう10月の…

稚アユの群れ

稚アユの群れ 銚子川 -4.0m 三重県銚子川で撮影した遡上してきたばかりの稚アユの群れです。大きさは3~4cmほどで、まだ身体が半透明な個体も混じります。先日、別の川に稚アユ狙いで撮影に行ったところ、ほとんど遡上がないような状況だったので、今年は遡…

地球の海フォトコンで環境大臣賞をいただきました

このたび世界最大規模の水中写真の公募展「地球の海フォトコンテスト」に応募した作品が環境大臣賞/優秀賞に選ばれました。こうしたフォトコンに応募するのは今回が初めてで、いきなり何やらすごそうな賞をいただいてしまい、大変恐縮というか嬉しいという…

アユの稚魚

今年はやや遅れているという情報もあり、撮れるかどうか心配していましたが、無事に遡上したばかりのアユの稚魚の撮影ができました。 昨年は中途半端な絞りで撮ってしまってピンボケ写真を連発したので今回はかなり絞って撮影しています。氷魚(ひうお)と呼…

まだまだ続くアユの産卵

先週の土日もアユの産卵の撮影に行ってきました。毎回同じように撮影しては面白みに欠けるので、今回はワイドレンズも使って撮影しています。 産卵場所へ移動する 三重県南部河川 -1.5m 産卵は大体夕方の5時過ぎぐらいから活発に行われるのですがそれまでは…

アユの産卵その2

先週末にアユの産卵を見に行った川に撮影の再チャレンジにいきました。前回の反省を活かして少し早めの時間(といっても午後3時過ぎですが)にエントリー、一週間経っていることから、産卵はもう終わってしまっているのではないかと心配していましたが、そん…

アユの産卵

この週末はシーズンを迎えているであろうアユの産卵を見に紀伊半島内のあちこちの川を見て回りました。昨日は和歌山南部の川を見に行き完全に空振りだったのですが、今日は三重県側の河川で小規模ながら産卵群に遭遇することができました。 アユの産卵群 三…

アユの食み跡

先日潜った熊野川水系の上流域には大岩がごろごろしているのですが、どの岩にも表面の付着物がそぎ取られたような奇妙な跡がついているのに気が付きました。これはなんだろう?と思っていたのですが、すぐにアユの食み跡だと気がつきました。アユは珪藻や藍…