今週末も琵琶湖で撮影でした。
写真は北湖で撮影したゼゼラ。琵琶湖内で撮影するのは初めてで、水深5mほどの泥底で多数の個体を確認しました。ナマズ類を探すため夜明けごろに潜っていたのですが、その時にはまだ寝ていたようで、魚眼レンズを使ってかなり接近しても逃げませんでした。しかし、明るくなるにつれ警戒心が高まるのか（？）移動してしまうようで、魚眼で撮影後、マクロレンズに換えて潜るころには姿が見られなくなりました。
本種は琵琶湖固有種というわけではありませんが、琵琶湖に縁の深い魚で、属名の”Biwia”は琵琶湖に、種小名と和名の”zezera”は大津市の地名、膳所（ぜぜ）に由来します。多くのコイ科魚類と同様、ちょうど今頃が産卵期にあたるようで、普段深場にいる個体も接岸したり、流入河川に遡上したりするようです。
camera : E-M1 markⅡ
lens : M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
strobe：D-200, D-2000
