この週末は少し足を伸ばして琵琶湖へ撮影に行きました。写真はナイトダイブで出会ったイサザ。本種は琵琶湖の環境に適応し独自の進化を遂げたウキゴリの仲間で、普段は琵琶湖の沖合にいますが、春の繁殖期には産卵のため接岸します。
紀伊半島でもよくみかける近縁のウキゴリやスミウキゴリに比べると臆病でライトを向けるとすぐに湖底に繁茂する藻に逃げ込んでしまうため、撮影は存外に難しかったです。ウキゴリの仲間らしくふわふわとホバリングしていることが多く、そうした生態を感じられる写真を撮りたい、と思っていたのですが、結局形になったのは上の一枚だけでした。
camera : E-M1 markⅡ
lens : M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
strobe:D-200, D-2000