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紀伊半島のさかな

OM-1用ハウジング Ikelite 200DLM/B for OM-1レビュー⑤ ハウジングのセッティング編

間が空きましたが前回の続きです。

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今回はOM-1用水中ハウジングIkelite 200DLM/B for OM-1のセッティング方法について書いていきます。まぁセッティングと言ってもそんなに難しいことはないのですが。

まずはハウジングのバックルを開け、カメラをセットしていきます。

カメラの三脚取り付け用のネジ穴にベースプレートを装着します。

 

ベースごとカメラをスライドさせてハウジング内に固定。このときAFスタートボタン用のトリガー、モードダイヤル用のハウジング側のダイヤルが干渉しやすいので注意します。

 

次にbulkheadから伸びるストロボ用のシンクロターミナルをホットシューに取付けます。取り付けが終了したらバックルを閉めカメラ本体のセットは完了。Oリングに異物を挟み込んでいないかしっかり確認しましょう。

 

ズームギアはポートマウント側から装着します。

 

ギアを装着後、ポートを取り付けます。ポートの3つの固定用ネジを緩め、ポートマウントに差し込みます。奥まで差し込んだら固定用ネジをしっかり締めて完了。

 

グリップベースにボールジョイントを取り付けます。

 

次にアームとストロボを取り付け。

 

シンクロコードを取り付けます。ハウジングのbulkheadのネジを外し、シンクロコードの端子を差し込みます。

 

ストロボ側も同様に端子を差し込みネジで固定します。

 

以前も書きましたが、水中用の外部ストロボには電気接続に対応した機種とそうでない機種があります。電気接続できるストロボが1台しかない状況で、2灯ライティングをしたい場合、電気接続したストロボをマスターストロボとし、光ケーブルでつなぐことでもう1台のストロボをスレーブ発光させることができます。今使用しているZ240は電気接続対応なので、そのまま電気接続用のコードで接続し、そこから光ケーブルを伸ばして電気接続非対応のD2000をシンクロさせています。使用したINONのパーツはこちら

www.inon.co.jp

 

これで完成!!今まで使っていたE-M1mark2のハウジングと比べると若干手間がかかりますが、数分以内にはセットし終わります。海外メーカーのハウジングだからといって特に難しいところはありません。

 

次回OM-1の水中での実力について書いていきたいと思います。

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