ビワマスを探すついでに琵琶湖流入河川で撮影したウツセミカジカです。琵琶湖水系ではよくみかけるカジカの仲間で、湖内の深部から流入河川の中下流域まで広く生息します。
カジカの仲間といえば上流域でしか見られない冷水魚、というイメージも強いですが、琵琶湖周辺ではごく普通に、その辺の田んぼの間を流れる用水路なんかにもいたりするので驚かされます。西日本の平地では珍しい、琵琶湖水系ならではの不思議な光景かもしれません。
近づいても石に擬態しているせいか、全く逃げないので撮り放題でした。ビワマスの卵の撮影のついででタフコンデジのTG-6を使ったのですが、ハウジングやストロボ等の大掛かりな撮影装置をつけていなかったため、プレッシャーを与えなかったというのもあるかもしれません。それにしてもひさびさに使いましたが、TG-6、ハウジング要らずで本当にコンパクトですが、よく写るいいカメラですね。
camera : OLYMPUS TG-6
自然光