一昨年にはじめてビワマスを撮影して以来、いつかは産卵シーンを写真に収めたいと思い秋の琵琶湖に通って2年。先日ようやくその瞬間を撮影することができました。今年も雨が少なく、まとまった遡上がない中でこの瞬間に立ち会えたことは本当に運がよかったと思います。
撮影を狙っていた河川ではないこと(今回の川は透明度があまりよくない)、今回のペアの産卵床がコンクリートの隙間というなかなかイレギュラーな場所だったこと、諸事情でストロボが使えなかったこと、途中から天候が悪くなりカメラの感度が上がりすぎてしまったことなど、課題はいろいろとあるのですが、とりあえず大目標にしていたシーンを撮影することができ肩の荷が降りたというかほっと一息ついたというところです。まずはこのペアに心から感謝ですね。
撮らせて(寄らせて)くれるペアの傾向もおおよそ掴めてきたので、来シーズンも含め、これからもっと美しいシーンの撮影に挑戦していきたいと思います。
camera : E-M1 markⅡ
lens : M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
自然光