クロホシフエダイ Lutjanus russellii
紀伊半島での呼び名:かわさき(志摩)、もんつき(各地)、たるみ(串本ほか)
本種はその名のとおり体側上部に目立つ黒斑をもつことが特徴です。この特徴から和歌山県をはじめとする南日本の各地で”モンツキ”の別名で呼ばれています。また以前住んでいた三重県の志摩地方では何故か“カワサキ”と呼ばれていました。本種とよく似た種にニセクロホシフエダイ(そのまんまだな…)やイッテンフエダイが挙げられますが、ニセクロホシフエダイとは背鰭軟条数が13本であること(ニセクロは14本)や体側の縦線は褐色であること(ニセクロは黄色)、イッテンフエダイとは体側の黒斑が大きく、側線にかかること(イッテンは黒斑が小さく、側線にかからない)によって識別することができます。
本種はフエダイの仲間らしい食欲旺盛な肉食魚で、採集してバケツ等にキープしていると口に入る大きさの魚を食べてしまうこともしばしばです。また気の強い一面もあるため、飼育する際には混泳魚との相性に注意が必要でしょう。