Fishes of Kii Peninsula

紀伊半島のさかな

春から夏へ 琵琶湖の4種のハゼ

ビワヨシノボリ、イサザ
オウミヨシノボリ、ヌマチチブ


遠征やら深海小物釣りやらで、ここ1か月ほどなかなか撮影に行けなかったのですが、先日はひさびさに琵琶湖で水中撮影でした。

写真は琵琶湖に棲む4種のハゼ。ビワヨシノボリ、イサザ、オウミヨシノボリ、ヌマチチブ。

このうちビワヨシ、イサザ、オウミヨシは琵琶湖の固有種である一方*1、ヌマチチブは湖外からの移入集団に起源をもつ外来種であることがわかっています。今回撮影はできませんでしたが、もう一種、ウキゴリをふくめて琵琶湖内からは5種類のハゼが知られています。

これから初夏にかけて、ビワヨシノボリは産卵のため、沖合から湖岸に集まります。逆に春に産卵を終えたイサザたちは1年というその短い一生を終えます。この両者が同時に見られるのは春から夏へと季節が移ろいゆく、今の時期ならではと言えるかもしれません。

 


camera : OM-1
lens : M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
strobe:D-200, Z-240

*1:オウミヨシノボリは“トウヨシノボリ”とされるなど、その分類学的位置には諸説ありますが・・・