Fishes of Kii Peninsula

紀伊半島のさかな

2024ハスの遡上

オス同士の闘争 琵琶湖 -1.0m

今年もハスを追いかけて琵琶湖に注ぐ川へ行ってきました。今年はハスの数が少ないなんて情報もありましたが、実際に訪れてみると昨年と変わらず多くの個体が産卵行動の真っ最中で一安心しました。

相変わらず警戒心が強い魚で、普通にカメラを構えて川の中で陣取っていてはまず目の前まで寄って来てくれないため、障害物に隠れてプレッシャーを少なくするなど、撮影には工夫が必要です。今回の撮影地は昨年も訪れた砂礫底の川で、前回とは地形が変わっていたため、彼らにプレッシャーを与えない場所を探すのに1日かかってしまいました。

産卵の瞬間

産卵はオイカワやカワムツと同じ形態で行われ、メスが砂礫底の産卵適地を見つけ、適当な場所が見つかるとオスが体を震わせ合図を送り、一斉に産卵放精が行われます。雌雄は体格の差があることが多いため、オスが手前側に来てしまうとメスの姿はほとんど隠れてしまいます。産卵は短い間隔で何度も行われるため、撮影のチャンスは多いですが、いかんせん撮影可能距離まで寄るのが一苦労です。ちなみに何度か大きなニゴイがせっかく産んだ卵を産卵した場所の砂ごと吸い込んで食べるというのを繰り返していましたが、ハスたちは意に介する様子はありませんでした。

 

camera : OM-1
lens : M. ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
strobe:D-2000, Z-240