Fishes of Kii Peninsula

紀伊半島のさかな

2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧

琵琶湖のシロヒレタビラ

シロヒレタビラ♂ 琵琶湖 -0.5m 琵琶湖の湖岸で撮影したシロヒレタビラです。 琵琶湖周辺にはかつて7種のタナゴの仲間*1が生息していたとされていますが(金尾・松田2012)、その中でもとりわけ本種の個体数は多かったようで、明治期に採集された標本の調査か…

岩礁帯のイワトコナマズ

イワトコナマズ 琵琶湖 -6.0m 琵琶湖の大部分を占める北湖、その中でももっとも北に位置する北岸地域は奥琵琶湖と呼ばれます。この地域は湖の背後まで急峻な山地が迫り、湖の中も同様に急深な岩礁帯となっていますが、こうした環境に好んで生息するのが琵琶…

ウグイの稚魚

ウグイの稚魚 琵琶湖流入河川 -0.5m ウグイの大産卵から約一か月。産卵があった川を再び訪れてみると、水際を中心にたくさんのウグイの稚魚たちが群れていました。 体長は1cmちょっとといったところ。ウグイの稚魚はほかのコイ科の稚魚と比べて体が細長いの…

ハリヨの婚姻色

ハリヨ 滋賀県河川 -0.5m 滋賀県の川ではハリヨの婚姻色がピークを迎えています。 本種は岐阜県と滋賀県にのみ自然分布するトゲウオ科魚類で、湧水環境に依存した生活史をもちます。この場所にはここ3年ほど毎年ハリヨを撮りに来ているのですが、先日撮影し…

トミヨ属淡水型

トミヨ属淡水型 道東河川 -0.5m 道東の河川で撮影したトミヨ属淡水型です。 従来、トミヨ属のうち体側の鱗板が体の前半部まで完全に覆う種をトミヨ、鱗板が尾柄部のみに限られる種をイバラトミヨと呼ばれていましたが、分子系統解析の結果、これらは同一種内…

金をかけずに水中撮影機材を揃える方法(2025年版)

今さら筆者が説明するまでもないですが、水中写真を撮るにはお金がかかります。なにを差し置いても撮影機材、特に水中ハウジングがべらぼうに高い!以前書いた記事でもお伝えしましたが、現在筆者がメインで使用しているミラーレス一眼、OM-1のハウジング*1…

トミヨ属汽水型

トミヨ属汽水型 -0.5m 道東の沼 分類が混沌としているトゲウオ、のさらにトミヨ属ですが、北海道にはエゾトミヨPungitius tymensis、トミヨ属淡水型 Pungitius sinensis、そしてトミヨ属汽水型 Pungitius pungitiusの3種が生息するとされています。このうち…

キュウリウオの遡上

キュウリウオ -1.0m 北海道河川 北海道では毎年4月下旬から5月の中旬にかけてキュウリウオが産卵のため河川に遡上します。アユやワカサギ、シシャモなど知名度も高く、水産資源としても重要な淡水魚が多く属するキュウリウオ目にその名を冠し、文字どおり本…

春の北海道の水辺

サケの稚魚 -0.5m 北海道河川 大型連休の前半を利用して北海道へ撮影遠征に行ってきました。これまで秋のサケマス遡上シーズンに北海道を訪れたことはあったのですが、春先に同地へ赴くのは初めてでした。 ターゲットは写真のサケの子供たちもそうですが、一…